SNSプロモーションとは:効果やメリット、事例紹介

集客や売上アップを目的に、SNSプロモーションを取り入れたいと考えている企業の担当者もいるのではないでしょうか。

SNSは媒体によって特徴が異なり、目的やターゲットにあわせて選ぶ必要があります。本記事ではSNSプロモーションとは何か、利点や事例について詳しく解説していきます。自社のSNSプロモーションを実施する際に参考にして決めるようにしてみてください。

この記事でわかること

  • SNSプロモーションとは何か
  • SNSで認知拡大や購買促進を行う手法、事例
  • 各SNSの特徴と最適な媒体の選び方

1. SNSプロモーションとは

SNSプロモーションとは、SNSを通じて商品やサービスに対する認知や意識を高めたり、購買意欲の向上やブランディング、採用活動など、多様な目的のために活用されます。

SNSは日常的にもよく使われるツールといえます。

想定しているターゲットがどんなSNSを使用しているのか把握することで、消費者層にダイレクトにアプローチできるようになります。


2. SNSプロモーションを行うメリット

SNSプロモーションを行うメリットはたくさんあります。具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しくみていきましょう。

・高い拡散力がある

SNSの種類によっては、シェア機能やコメントなど高い拡散力が期待できるものもあります。WEB広告よりも成果を出しやすく、SNSやホームページなど複数の方法と併せて行うことで、効果的な拡散が期待できるようになります。

マーケティングの基本はまずは「認知」が重要になってくるからこそ、拡散して多くの人に知ってもらえることが、大きなメリットと言えるでしょう。

・WEB広告以外のアプローチができる

SNSプロモーションを使えば、WEB広告を見ない層に対しても効果的に働きかけます。

限られた層だけではなく、今までとは違った層にアプローチしたいと考えている企業にとっても、大きな成果に繋がります。

特にSNSプロモーションは、若年層へのアプローチに効果的だからこそ、商品やサービスによってもおすすめの方法と言えるでしょう。

・ターゲティングの明確化ができる

SNSプロモーションでは、企業のSNSアカウントを通じて、ターゲットを絞った広告配信も可能です。また、SNSのユーザーアカウントには、性別・年代など多くのプライベート情報が含まれています。ユーザーがどんなアカウントをフォローしているのかを知ることで、ライフスタイルや、趣味嗜好を知ることにも繋がります。

伝えたい層に情報を届けるためにも、ターゲティングを正確に行うようにしていきましょう。

・手ごろな価格で始めやすい

SNSプロモーションは、他の広告と比較したときに低コストで施策ができるメリットも期待できます。

従来のマスメディアを使った広告は多額の費用がかかります。SNSのアカウントは無料で使えるからこそ、まずは集客のために施策を始めてみたいと考えている人にもおすすめです。施策によっては高い効果が期待できますし、コストパフォーマンス面でも優れた方法としてメリットが期待できます。

SNSプロモーションの一番のメリットとも言えるのが、ユーザーとのコミュニケーションツールになる点です。リアルタイムで交流することもできるため、直接リーチしやすくリアクションが感じやすくなります。

ポジティブな反応はもちろん、ネガティブな反応もわかるため、商品やサービス開発に繋げていくことも可能です。

・関係性を蓄積して会社の資産となる

ユーザーとのコミュニケーションを通して、関係性の蓄積を行い会社の資産に繋げることも可能です。マーケティングにおいても、ユーザーの興味関心や趣味嗜好、生活様式は、重要な情報となります。


3. SNSプロモーションとして広告を出すための5つの手順

SNSプロモーションを行ううえで、覚えておきたい5つの手順について説明したいと思います。手順通りに進めていくことによって、SNSプロモーションの効果を高められます。

  • 目的を明確にする
  • ターゲティングを行う
  • SNSの種類を選択する
  • 訴求を明確にする
  • 実際に出稿してみる

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

・目的を明確にする

SNSプロモーションによっても、まずは目的を明確にすることが欠かせません。

明確にすることで、戦略の立案や成果測定に繋げることも可能です。また、それをもとにした新規顧客の獲得や既存顧客とのエンゲージメントも期待できます。

新しい商品やサービスの認知度を高める場合、中長期的にファンを増加させエンゲージメントを設定します。また、目的をより明確にするためのKPIの設定も必要です。

KPI(キーパフォーマンス インジケーター)とは、企業で最終的な目標を達成するために、中間目標を意味しているものです。プロセスの進捗状況を明確にするのはもちろん、目標のために「何をするべきか」をはっきりとさせてくれます。また共通の指標が明確になることによって、組織の一体感を高めてモチベーションをあげられます。

・ターゲティングを行う

SNSそれぞれにユーザー層が異なるからこそ、それを正しく理解し、ターゲットに合わせた、SNS運用が欠かせません。

ターゲットはできるだけ細かく指定し、それに合わせた施策を行うように準備します。

ユーザーがSNSに登録する際に、さまざまな情報を入力しています。このユーザーの詳細情報と、ユーザーのいいねなどの行動をもとにした興味関心を組み合わせることによって、より精度の高いターゲティングを実現することにも繋がります。また、SNSのプラットフォーム側の、AI学習を使ってのターゲティングも効果的です。

・SNSの種類を選択する

ターゲティングに合わせたSNSの種類を選択することが必要です。

若年層をメインターゲットにしているのであれば、Instagramや Xなどの方法もあります。幅広い年代を対象にしているのであれば、LINEや YouTubeを選ぶ方法もあります。企業の商品やサービスに合わせたSNSの種類を選択できるようにしていきましょう。

・訴求を明確にする

企画や戦略設計を行い、伝えたいことを明確にします。

「なぜ、SNSプロモーションを行うのか」という目的をはっきりさせることが成功させるための決め手になります。新商品のキャンペーンを行いたいのか、フォロワーの獲得や利用促進など企業によって目的は変わってきます。

目指すものによっても企業内容が変わるため、最初にゴール設定をしておくことが重要になってきます。
企業がイメージしてる内容にズレが生じることのないように気をつけましょう。

・実際に出稿してみる

ここまでの準備ができたら、実際に出稿してください。
投稿する際も、内容に問題がないのか、何度も確認したうえで、作業を進めてください。


4. SNSプロモーションの主要なSNSや活用事例


SNSプロモーションの主要なSNSには以下のようなものがあります。

SNSの種類特徴
LINEアクティブユーザーが多く、企業向けのLINEアカウントやLINE@を提供しており、さまざまなプロモーションとして使用することも可能です。友達登録も簡単
Instagram若年層の女性を中心に利用者が多く、トレンドに敏感な人が多く使っている。拡散力はそこまでないものの、ショート動画などビジュアルに特化し、画像を使った投稿が可能
X(Twitter)10代から20代の若年層の利用が多く、リポストやリアルタイムの情報が得られる
Facebook比較的利用している年齢層が高く、ビジネスマンが多いのも特徴です。実名で登録していることや豊富な機能が多いのも特徴
YouTube動画を使った投稿でユーザーを獲得しやすく、数秒間のショート動画や数時間、ライブ配信などを選択できます。商品やサービスを紹介する動画も多く見られる
Threadsテキストを中心に情報を発信しており、画像や動画、リンクなどを含めることも可能です。Instagramとの連携がしやすい
note無料記事だけでなく有料記事にすることも可能。Xを使って拡散することもでき、新しい読者との出会いのチャンスを広げることもできるなどさまざまな使い方がある
BeRealリアルな今を共有できるSNSになり、ブランドの信頼感を高めたりファンとのコミュニティを形成したり、プロモーションにも活用できる

それぞれ事例も含めて説明していきます。

・LINE

日常的なコミュニケーションツールとして浸透しています。

日本の人口の約7割が使用しており、アクティブユーザー数は9,200万人以上と言われています。幅広いユーザーに対して、効果的にアプローチできるのも、LINEの特徴です。

LINEを使ったチャットによる問い合わせ機能や配信、友達追加したユーザーに対してメッセージを送信することも可能です。多様な機能を使ってユーザーにアプローチできるのも、LINEの良さと言えるでしょう。

・Instagram

Instagramは、画像・動画を使ったビジュアル重視のSNSです。

ブランディングで、ブランドの世界観をより多くの人に伝えることで、ファンを獲得し、長期的な集客や売上に繋げていきます。ユーザーの多くが、Instagramによってブランド発見に繋げていると言われています。

日常的な投稿機能はもちろん、リールやストーリーズ、ライブ配信など、さまざまな機能を使うことも可能です。文章ではなく、画像やショート動画でアピールできるのもInstagramの特徴と言えるでしょう。

・X(Twitter)

X(Twitter)は、リアルタイムで情報を拡散したいときに向いています。

Xでは無料プランでは、1度に投稿できる文字数は140文字以内となり、つぶやきのように気軽にメッセージを投稿することも可能です。有料プランXプレミアムは長文投稿に対応しており、最大25,000文字まで投稿できます。

企業にとっても、イベント情報を発信したあとに、いいねやコメントを通してユーザーとのコミュニケーションを取ることも可能です。

気軽に投稿できる分、直接的なアピールもでき近距離での交流にも繋がります。

・Facebook

Facebookは、本名での投稿が必須になるため透明性の高いSNSとしても知られています。

30代・40代をメインとしていますが、より細かく年代を絞るなどターゲティングできるのも特徴です。企業にとっても、ターゲットが明確であれば効果的なアピールができるようになります。

・YouTube

YouTubeは、動画をメインとしたSNSです。

日本国内での利用率は85%と高い割合で利用者がいるのも特徴です。Googleのグループになるため、YouTubeで使用する情報もGoogleを元にしたものになり、効果的な広告配信ができるようになります。動画は静止画と比較しても一度にたくさんの情報を伝えられるため、ターゲットに対して効果的なアプローチができるようになります。

・Threads

Threadsは、Meta社が開発したものになりテキストベースのSNSとして知られています。

写真・動画にも対応しており、10枚までの写真や最長5分までの動画にも対応しています。いいねやリプライなどのコミュニケーションはもちろん、ハッシュタグやInstagramとの連携にも対応しています。

Instagramユーザーの6人に1人の割合で使われており、多くのアクティブユーザーがいるのも特徴です。

・note

noteは、クリエイターによる文章や写真・動画を投稿し、ユーザーが応援できるメディア型のプラットフォームです。

サーバーやプラグインを用意する必要がなく、アカウントさえ作れば誰でもすぐに投稿ができます。記事や複数のマガジンを有料化して収益として得ることも可能です。

コメントやフォローを通してユーザーとのコミュニケーションも取れます。
コミュニティ形成にも繋がりやすくなり、多様な使い方ができるのも特徴です。

・BeReal

BeRealは、2020年にフランスで誕生した日常をそのまま投稿するアプリです。

フィルターや加工機能などがなくシンプルな写真を投稿でき、ありのままを共有できます。また、ランダムに毎日2分以内に写真を投稿するなど、他のSNSにはない機能もあります。広告配信機能も2024年から始まりアドネットワークも公開になっています。

BeRealを投稿するまで他の投稿を閲覧できないなど、独自のルールがあるのも特徴です。


5. まとめ

SNSプロモーションは、企業の商品やサービスに最適なSNSを選ぶ必要があります。それぞれSNSによってもターゲットや層が変わってくるからこそ、自社にあったプロモーションを選べるようにしていくことが大切です。そのためにも、まずは「なぜプロモーションを行うのか」目的を明確にしたうえで、企業にあったSNSプロモーションを行いましょう。